祇園祭2026の日程と基本情報
祇園祭は京都市東山区の八坂神社が主催する、日本三大祭りの一つです。毎年7月1日〜31日の1か月間にわたって各種神事・行事が行われますが、最大のハイライトは前祭(さきまつり)山鉾巡行の7月17日と後祭(あとまつり)山鉾巡行の7月24日です。
2026年も例年通りのスケジュールで開催が予定されています。前祭には23基、後祭には11基の計34基の山鉾が都大路を巡行する姿は圧巻です。
| 行事 | 日程 | 時間 |
|---|---|---|
| 前祭 宵山 | 7月14日〜16日 | 18:00〜23:00(歩行者天国) |
| 前祭 山鉾巡行 | 7月17日(金) | 9:00〜 |
| 神幸祭(神輿渡御) | 7月17日 | 18:00〜 |
| 後祭 宵山 | 7月21日〜23日 | 露店なし・歩行者天国なし |
| 後祭 山鉾巡行 | 7月24日(金) | 9:30〜 |
| 還幸祭 | 7月24日 | 17:00〜 |
山鉾巡行の見どころと観覧スポット

辻回し(つじまわし)が見られるポイント
山鉾巡行最大の見どころは、重さ約12トンの山鉾が交差点で90度方向転換する「辻回し」です。竹を敷いて水をかけ、人力でスライドさせる迫力の技は必見です。
辻回しが行われる主な交差点は以下の3か所です。
- 四条河原町交差点: 最大の辻回しポイント。混雑も最大で、7時台から場所取りが始まります
- 河原町御池交差点: 2回目の辻回し。四条河原町より空いていて、比較的見やすいスポットです
- 新町御池交差点: 巡行終盤の辻回し。穴場度が高く、15時頃でも最前列を確保できることがあります
有料観覧席の種類と購入方法
2026年の有料観覧席は御池通沿いに設けられます。価格は一般席4,100円〜、プレミアム席7,000円〜(2025年実績ベース)で、6月上旬からインターネットで販売開始です。
有料席のメリットは、確実に座って観覧できることと、パンフレットや扇子などの記念品が付くことです。座席からの眺めは抜群で、巡行する山鉾を正面から見ることができます。
穴場の無料観覧スポット
- 新町通(しんまちどおり): 巡行の最終区間。道幅が狭いため、山鉾が目の前を通過する迫力があります。地元民が多く、観光客は少なめです
- 四条通の西側(大宮寄り): 巡行スタート地点付近。出発前の山鉾が並ぶ姿を間近で見られます
- 御池通の西端: 烏丸御池より西側は有料席がないため、比較的自由に場所を取れます

宵山の楽しみ方|前祭と後祭の違い

前祭の宵山(7月14日〜16日)
前祭の宵山は祇園祭最大の人出を記録するイベントです。四条通と烏丸通が歩行者天国になり、約180の露店が並びます。各町内に建てられた山鉾を間近で見学でき、一部の山鉾には拝観料300円〜で搭乗できます。
特に人気なのは「粽(ちまき)」の購入。これは食べ物ではなく、厄除けのお守りで、各山鉾町が独自のデザインで制作しています。人気の山鉾の粽は早々に売り切れるため、18時前の到着がおすすめです。
後祭の宵山(7月21日〜23日)
後祭の宵山は前祭と比べて露店がなく、歩行者天国もありません。しかし、その分人混みが少なく、祇園祭本来の風情を味わえます。じっくりと山鉾を鑑賞したい方には後祭がおすすめです。
大船鉾(おおふねぼこ)や鷹山(たかやま)など、後祭でしか見られない山鉾もあります。2022年に196年ぶりに復活した鷹山は特に注目度が高く、2026年も見どころの一つです。
混雑回避の5つのテクニック

1. 後祭を狙う
前祭の宵山は来場者数約30万人/日に達しますが、後祭は約10万人/日と3分の1程度です。山鉾の数は少ないものの、ゆったりと祭りの雰囲気を楽しめます。
2. 山鉾巡行は午後を狙う
巡行は9時(前祭)または9時半(後祭)に出発し、正午前後に終了します。10時台が最も混雑するため、11時以降に巡行終盤を見る方が比較的空いています。
3. 宵山は初日(14日/21日)に行く
宵山の3日間で最も混雑するのは最終日(16日/23日)です。初日は比較的余裕があり、粽の購入チャンスも高まります。
4. 移動は地下鉄を優先
祇園祭期間中は四条通周辺のバスが大幅に遅延します。地下鉄烏丸線・東西線を使い、四条駅・烏丸御池駅で乗降するのが最も確実です。
5. 帰りは四条駅を避ける
宵山終了後の四条駅は入場規制がかかることがあります。烏丸御池駅まで歩く(約10分)か、阪急烏丸駅を使うと混雑を避けられます。
祇園祭グルメ|宵山で食べたい京都の味
定番の屋台グルメ
- しみだれ豚まん(膳處漢ぽっちり): 宵山限定の名物。1個500円。毎年大行列ができますが、味は折り紙付きです
- 冷やしあめ: 生姜風味の冷たい甘味飲料。京都の夏祭りの定番です
- 鮎の塩焼き: 串に刺した鮎を炭火で焼いたもの。600〜800円
- 行者餅(柏屋光貞): 7月16日限定販売の和菓子。事前予約必須です
休憩スポット
歩き疲れたら、錦市場(徒歩5分)で休憩がおすすめです。アーケードがあるため雨の日も安心で、京漬物や出汁巻き卵など京都の味を楽しめます。エアコンの効いたカフェで涼むなら、四条烏丸周辺のビル地下にチェーン店が多く入っています。
服装・持ち物と暑さ対策

服装のポイント
7月の京都は気温35度前後・湿度70%以上の蒸し暑さです。以下のポイントを押さえた服装がおすすめです。
- 通気性のよい素材(リネン・綿)を選びましょう
- 歩きやすい靴が必須。サンダルは人混みで踏まれるリスクがあります
- 浴衣での参加もおすすめ。レンタル着付けは四条周辺に多数あります(3,000〜5,000円)
- 帽子は山鉾を見上げる時に邪魔になるため、日傘の方が便利です
暑さ対策グッズ
- 携帯扇風機: 首掛けタイプなら両手が空いて便利です
- 冷感タオル: 水に濡らして首に巻くと体感温度が下がります
- 塩分タブレット: 熱中症予防に。ポケットに入れておきましょう
- 凍らせたペットボトル: 保冷剤代わり+溶けたら飲めます
お祭り・花火大会で持っていくと便利なアイテム
場所取りや待ち時間に役立つ定番アイテムを2つご紹介します。レジャーシートも折りたたみ椅子も種類が多くて選びにくいものですが、ここでは数ある製品の中から比較して「これは間違いない」と感じるものを掲載しています。雑誌や新聞にも掲載されているようですね。
1. コンパクトな防水レジャーシート
場所取りで草地や石畳に長時間座っていても下から湿気が来ないので、夜の花火大会や朝のお祭り待機で活躍します。折りたたむと小さくバッグに収まり、広げると大判で厚みもあり防水。軽くて持ち運びがラクなのも便利なポイントです。
2. 軽量な折りたたみ椅子
お祭りや花火大会の開始までの待ち時間は、座れる場所がないと体力的にしんどいもの。折りたたむとリュックに収まるサイズで軽量、座り心地もしっかりしているので、開演まで2〜3時間でも快適に待てます。一度使うと手放せないと評判のアイテムです。
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宿泊情報|祇園祭期間の予約戦略

祇園祭期間中、特に前祭の宵山・巡行(7月14日〜17日)周辺は京都市内のホテルが非常に混雑します。以下の戦略を参考にしてください。
- 3か月前(4月中旬)までに予約: 人気ホテルはこの時期に埋まります
- 大津・山科エリア: JR京都駅から1〜2駅で、宿泊費が2〜3割安くなります
- 大阪ステイ: 阪急で約45分。京都市内の半額以下で泊まれることもあります
- 楽天トラベルの早期割: 60日前までの予約で10〜20%オフになるプランがあります
よくある質問

Q: 祇園祭は雨でも開催されますか?
宵山は雨天決行です。山鉾巡行も基本的には決行ですが、台風などの場合は順延・中止になることがあります。雨天時はビニールで山鉾の懸装品を覆うため、通常とは異なる姿を見ることができます。
Q: 祇園祭を1日だけ見るならいつがベストですか?
7月17日の前祭山鉾巡行が最もおすすめです。23基の山鉾が都大路を進む姿は壮観です。時間がある方は前日16日の宵山と合わせて2日間で楽しむのが理想的です。
Q: 山鉾に乗ることはできますか?
宵山期間中に一部の山鉾で搭乗体験ができます。拝観料は300〜1,000円で、粽の購入で搭乗券がもらえる山鉾もあります。たですし、長刀鉾は女人禁制の伝統があるため注意してください。
Q: 子連れで楽しめますか?
宵山は大変混雑するため、小さなお子さんにはベビーキャリア(抱っこ紐)が安全です。山鉾巡行は沿道で見学できますが、日差しが強いため日傘と水分補給を忘れずに。有料観覧席なら座って見られるので安心です。
Q: 駐車場はありますか?
祇園祭期間中は四条通周辺に大規模な交通規制が敷かれます。車での来場は避け、電車を利用してください。どうしても車を使う場合は、京都駅周辺のコインパーキング(1日最大1,500〜2,500円)に停めて地下鉄で移動しましょう。
Q: 祇園祭の「粽(ちまき)」とは何ですか?
祇園祭の粽は食べ物ではなく、笹の葉で作られた厄除けのお守りです。各山鉾町がそれぞれデザインした粽を販売しており、価格は800〜1,500円程度。玄関に吊るして一年間の無病息災を祈ります。翌年の祇園祭で返納するのが慣わしです。
一生に一度は見たい日本の夏の風物詩を堪能しよう

祇園祭は1,100年以上の歴史を持つ日本を代表する祭りです。山鉾巡行のスケールと美しさ、宵山の幻想的な雰囲気、そして京都の夏の味覚まで、五感すべてで楽しめるイベントです。
混雑対策と暑さ対策をしっかり準備して、2026年の夏を祇園祭で特別な体験にしてみてください。前祭の華やかさも、後祭の静かな風情も、どちらも祇園祭の魅力です。



