1948年の初開催から70年以上の歴史を誇る熙谷花火大会。2026年は第74回を迎え、約1万発の花火が荒川河畔の夜空を鮮やかに彩ります。毎年40万人以上が訪れる埼玉県内最大規模の花火イベントです。
実際に現地を歩くと、荒川の広い河川敷に約500店もの屋台がずらりと並ぶ光景は圧巻です。場所取りの時間帯から屋台めぐり、メインの花火観覧、そして帰りの混雑回避まで──当日の動き方を事前に把握しておくと、花火を楽しむ余裕がぐっと広がります。
熙谷花火大会2026の開催概要と基本情報
第74回熙谷花火大会は2026年8月8日(土)19:00〜21:00に開催されます。会場は埼玉県熙谷市河原町・荒川河畔(荒川大橋下流側)で、打ち上げ数は約10,000発です。
荒天の場合は翌8月9日(日)に順延、さらに延期の場合は8月16日(土)・17日(日)の順で振替が予定されています。中止・延期の判断は当日正午ごろに熙谷市公式ウェブサイトおよびSNSで告知されるのが通例です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 第74回 熙谷花火大会 |
| 開催日 | 2026年8月8日(土) |
| 時間 | 19:00〜21:00 |
| 会場 | 荒川河畔(荒川大橋下流) |
| 打ち上げ数 | 約10,000発 |
| 来場者数 | 約40〜45万人 |
| 荒天時 | 翌日順延(最大4日間) |
フィナーレの連続スターマインは2分間で約1,500発を一気に打ち上げる圧巻の演出で、河川敷全体が歓声に包まれます。スターマインのほか、地元企業がスポンサーとなる「仕掛花火」や「創作花火競技会」も見どころです。
穴場スポット5選と観覧エリアの比較
会場中心部は17時ごろには場所取りシートで埋まってしまうため、少し離れた穴場を知っておくと快適に観覧できます。以下のスポットは地元の方から評判の高い場所です。
ニットーモール屋上駐車場(熙谷駅徒歩3分)
熙谷駅北口すぐのショッピングモール屋上は、トイレ・飲食フロアが直下にある利便性が最大の魅力です。ビル越しではあるもののスターマインの上半分はしっかり視認可能で、小さな子ども連れのファミリーに特に人気があります。
荒川大橋の上流側・熙谷大橋付近
ひろせ野鳥の森駅から徒歩約16分。メイン会場から約1.5km上流にあたり、打ち上げ花火をやや斜めから眰められます。現地に行くと人出は中心部の3分の1以下で、レジャーシートを広げてもゆとりがあるのがうれしいポイントです。
リバーサイドゴルフ練習場付近(対岸エリア)
荒川の対岸にあたるこのエリアからは、川幅いっぱいに広がる花火をパノラマで一望できます。打ち上げ地点まで直線距離約800mで、音の迫力もしっかり伝わってきます。撮影スポットとしても優秀で、三脚を立てるスペースにも不自由しないでしょう。
イオン熙谷店の駐車場周辺
国选17号沿い・会場まで約2km。大玉花火やスターマインの上部が見えるため、雰囲気を味わいたいファミリーに向いています。買い物ついでに立ち寄れる気軽さも魅力のひとつでしょう。
荒川公園(熙谷駅南口から徒歩8分)
駅と会場のほぼ中間に位置する公園で、遊具やベンチがあるため子どもを遊ばせながら花火を待てます。低い位置の仕掛花火は木々に隠れますが、打ち上げ花火は十分に堂能できるでしょう。
| スポット | 最寄り駅から | 混雑度 | おすすめ層 |
|---|---|---|---|
| ニットーモール屋上 | 徒歩3分 | 低 | ファミリー |
| 熙谷大橋付近 | 徒歩16分 | 低 | カップル |
| リバーサイド付近 | 車推奨 | 低 | 写真撮影派 |
| イオン熙谷店 | 車推奨 | 低 | 買い物ついで |
| 荒川公園 | 徒歩8分 | 中 | 子連れ |
有料席の種類・価格と無料エリアの選び方
有料席は打ち上げ正面に設置され、迫力ある花火を最高のアングルで堂能できます。2025年の実績をもとにした席種と価格は次のとおりです。
| 席種 | 定員 | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| マス席 | 4名 | 40,000円 | 打ち上げ正面の特等席 |
| テーブル席 | 4名 | 32,000円 | テーブル+椅子付き |
| ブルーシート席 | 4名 | 20,000円 | 広めのシートでゆったり |
| イス席 | 1名 | 7,000円 | 1名購入可・おひとりさま向き |
チケットは楽天チケット・イープラスで販売されます。マス席とテーブル席は発売初日に完売する傾向があるため、販売開始日をこまめにチェックすることが重要です。イス席は比較的残りやすい傾向があるため、狙い目かもしれません。
無料観覧エリアは荒川大橋下流の河川敷に広がっています。レジャーシートを持参すれば十分楽しめますが、17時以降は混雑が激しくなるため、16時までに場所を確保しておくのが安心です。
屋台約500店の攻略と当日タイムスケジュール
熙谷花火大会の屋台は約500店が河川敷と会場周辺に軒を連ね、関東圏の花火大会でもトップクラスの充実ぶりです。焼きそば・たこ焼き・かき氷の定番から、熙谷名物の「雪くま(かき氷)」を出す地元店舗まで多種多彩にそろいます。
屋台の営業開始は15時ごろからで、18時〜19時がピークタイムになります。人気店は30分以上の行列になることもあるため、17時前に買い回るのがコツです。
おすすめタイムスケジュール
| 時刻 | 行動 |
|---|---|
| 15:00 | 熙谷駅到着・会場へ移動開始 |
| 15:30 | 観覧場所を確保(レジャーシート設置) |
| 16:00〜17:00 | 屋台めぐり(混雑前に購入) |
| 17:30 | トイレを済ませ観覧位置に戻る |
| 19:00〜21:00 | 花火観覧 |
| 21:00〜21:30 | 規制解除を待ってから退場 |
トイレは会場河川敷に仮設トイレが約100基設置されますが、花火開始直前の18:30〜19:00が最も混み合います、17:30までに済ませておくと安心です。授乳室は会場本部テント付近に設置されるケースが多いため、到着時にスタッフへ確認してください。
駐車場・アクセスと帰りの混雑回避ルート
電車でのアクセス
JR高崎線・秩父鉄道熙谷駅南口から会場まで徒歩約5分です。上野駅から熙谷駅まではJR高崎線で約65分、大宮駅からは約30分の乗車時間です。当日は臨時列車が増発されますが、帰りは21時台の電車に乗客が集中するため、21:30以降に駅へ向かうと混雑がやや緩和されます。
車でのアクセスと臨時駐車場
関越自動車道東松山ICから国道407号経由で約30分で到着します。荒川河川敷に約2,300台分の臨時駐車場(1台3,000円・13時開場)が用意されますが、事前予約制のため注意が必要です。予約受付開始日は例年約6月中旬に熙谷市公式サイトで告知される傾向にあります。
周辺コインパーキングは熙谷駅北口側に8箇所ほど点在していますが、16時以降は満車になることが珍しくありません。akippaやタイムズのBのような予約制サービスで事前に押さえておくと安心でしょう。
帰りの混雑回避3つのテクニック
- 熙谷駅を避けてひろせ野鳥の森駅へ: 秩父鉄道の隣駅で、会場から徒歩約20分。熙谷駅の混雑を大幅に回避できます
- 車は県道341号へ迂回: 国適17号は22時過ぎまで渋滞するため、荒川北岸の県道経由で東松山IC方面へ抜けるルートが有効です
- フィナーレ15分前に退場: 最後の大玉を少し諾めると、駅ホームでの30分待ちを節約できます
宿泊・ホテル情報と周辺観光スポット
遠方から訪れる場合や、帰りの混雑を避けたい場合は、熙谷駅周辺のホテルに前泊・後泊するのも賢い選択です。
おすすめ宿泊エリア
熙谷駅北口のビジネスホテルは会場まで徒歩10分圏内で、素泊まり5,000〜8,000円が相場です。花火大会の日は早期に埋まるため、7月上旬までの予約をおすすめします。大宮駅周辺のホテルに泊まり、当日JR高崎線で移動するプランも好評です。
周辺観光スポット
熙谷には花火大会の前後に立ち寄れる観光スポットがいくつもあります。妻沼聖天山(めぬましょうてんざん)は国宝の本殿彫刻で知られ、熙谷駅からバスで約25分です。また、熙谷スポーツ文化公園にはラグビー場やプールがあり、翌日のレジャーにも活用できます。



