約400mの並木道が、白と青の光で埋め尽くされる。六本木ヒルズの「けやき坂イルミネーション」は、2003年の開業時から続く東京の冬の定番です。2026年のテーマは“SNOW&BLUE(スノー&ブルー)”で、灯数は約97万灯。期間は11月5日(木)から12月25日(金)まで、毎日17時から22時まで点灯します。
見物は無料で、予約もいりません。そのぶん、クリスマス直前の週末は坂の歩道が人で埋まり、写真を撮るのもひと苦労になります。「何曜日の何時なら空いているのか」「東京タワーと一緒に撮れるのはどこか」「クリスマスマーケットはいつからか」を、2026年の公式発表をもとに整理しました。
- 2026年の点灯期間・時間と、66プラザや毛利庭園など周辺イルミの日程
- 東京タワーとイルミを同じフレームに収める撮影スポット
- 20回目を迎えるクリスマスマーケットの期間と名物
- 最寄り駅別のアクセスと、混雑を避ける時間帯
- デート・子連れそれぞれの回り方と防寒のコツ
けやき坂イルミネーション2026の期間・点灯時間と見どころ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 2026年11月5日(木)〜12月25日(金) |
| 点灯時間 | 17:00〜22:00 |
| 灯数 | 約97万灯(LED) |
| テーマ | SNOW&BLUE(白と青) |
| 場所 | 六本木けやき坂通り(約400m)/東京都港区六本木6丁目 |
| 料金 | 無料 |
けやき坂は、テレビ朝日の前から麻布十番方面へ緩やかに下る坂道です。両側のケヤキ並木に白い光が細かく巻き付けられ、ところどころに青の光が混ざることで、雪が舞う夜道のような雰囲気になります。2026年は前年の約93万灯から約4万灯増え、光の密度がさらに上がりました。
ちなみに、けやき坂のイルミネーションは開業当初からLEDを採用しています。白熱電球より消費電力が少なく、環境への配慮として選ばれた経緯があり、白と青のシャープな発色もLEDならではの特徴です。
六本木ヒルズ内の周辺イルミネーションとクリスマスツリー
| スポット | 期間 | 時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 66プラザ | 11月13日(金)〜12月27日(日) | 17:00〜24:00 | シャンパンゴールドの光 |
| 毛利庭園 | 11月13日(金)〜12月25日(金) | 17:00〜23:00 | 2色のゴールドと純白の光 |
| ウェストウォーク | 11月13日(金)〜12月25日(金) | 施設営業時間内 | オートクチュールドレスをイメージしたクリスマスツリー |
けやき坂だけを歩くと20分ほどで終わりますが、66プラザと毛利庭園を加えると1時間前後の散策コースになります。11月13日以降に行くと全エリアがそろうので、せっかくならこの日以降を選ぶのが得策でしょう。
東京タワーと一緒に撮れる撮影スポットとベストな時間帯

けやき坂イルミネーションが他の都心イルミと違うのは、坂の先に東京タワーが見えることです。白と青の並木の奥にオレンジ色のタワーが浮かぶ構図は、ここでしか撮れない一枚になります。
定番の撮影ポイント2か所
- エンポリオ アルマーニ付近:坂の中腹。並木の連なりと東京タワーをバランスよく入れやすい位置です
- 六本木 蔦屋書店付近:坂の上側。光のトンネルを奥行きのある構図で撮れます
坂を横断する歩道橋からの眺めも人気がありますが、混雑時は警備員による誘導で立ち止まりが制限されることがあります。撮影は歩道の端に寄り、通行の妨げにならない範囲で手早く済ませるのがマナーです。
穴場の時間帯と写真がきれいに撮れるタイミング
点灯直後の17時台前半は、空にまだ青みが残り、イルミと夜空のコントラストがやわらかく写ります。11月の東京は16時30分ごろに日没を迎えるため、17時の点灯時刻はちょうど薄暮の時間帯です。人が少ないのは平日の17時台と21時台。反対に、土日の18時〜20時は坂の上から下まで人の列が続くこともあります。
スマートフォンで撮るなら、ナイトモードをオンにして露出を少し下げるのがコツです。明るさを上げすぎると白い光が飛んでしまい、せっかくの「SNOW&BLUE」の青が出にくくなります。
六本木ヒルズクリスマスマーケット2026と屋台グルメ
イルミと並ぶもう一つの目玉が、大屋根プラザで開かれる「クリスマスマーケット」です。ドイツ・シュトゥットガルトのクリスマスマーケットを再現したもので、2026年で20回目の開催になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 2026年11月21日(土)〜12月25日(金) |
| 時間 | 11:00〜21:00 |
| 会場 | 六本木ヒルズ 大屋根プラザ |
| 出店数 | 全10店舗 |
| 主なメニュー・商品 | グリューワイン、ソーセージ、シュトーレン、ドイツのクリスマス雑貨(ケーテ・ウォルファルトなど) |
温めた赤ワインにスパイスを効かせたグリューワインは、冷えた体を内側から温めてくれる定番です。20回目を記念した限定グッズや特別コンテンツも用意されるため、毎年通っている人にも新しい発見がありそうです。
屋台が最も混むのは、点灯後の18時〜20時。食べ歩きを楽しみたいなら、16時台に先にマーケットで軽く食べてから17時の点灯を待つ順番にすると、列に並ぶ時間を減らせます。マーケットは21時で閉まるため、閉店間際に駆け込むと品切れのメニューが出ることもある点には注意しましょう。
アクセスと混雑回避のコツ 最寄り駅・駐車場・帰りのルート
電車でのアクセス
| 路線・駅 | 所要時間の目安 |
|---|---|
| 東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口 | コンコースで直結 |
| 都営大江戸線「六本木駅」3出口 | 徒歩約4分 |
| 都営大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番駅」 | 徒歩約8〜10分 |
| 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」 | 徒歩約10分 |
六本木駅は帰りの時間帯に改札が混み合います。けやき坂を下りきった先は麻布十番方面に近いため、坂の上から下へ歩いてそのまま麻布十番駅から帰るルートにすると、駅の混雑と坂の往復を両方避けられます。
車で行く場合の駐車場
六本木ヒルズには館内駐車場がありますが、12月の週末夕方は入庫待ちの車列ができやすく、周辺道路も渋滞しがちです。料金は時間制で、館内の対象店舗を利用すると駐車サービスが受けられる場合があります。とはいえ、点灯時間帯の六本木は電車のほうが確実に早く着くので、車は荷物が多い家族連れなど必要な場合に絞るのがおすすめです。
混雑する日・空いている日の目安
- 空いている:11月の平日(特に月〜水)、点灯直後の17時台と21時台
- やや混雑:11月の週末、12月上旬の平日夜
- 大混雑:12月の土日、12月23日〜25日の夜
例年、クリスマス前後の夜は警備員による誘導が入り、坂の歩道が一方通行になることもあります。ゆっくり見たいなら、11月中か12月の平日を選ぶだけで快適さが大きく変わるはずです。
トイレ・コインロッカーと休憩場所
けやき坂沿いには公衆トイレがないため、六本木ヒルズの館内トイレを利用します。コインロッカーは地下鉄六本木駅の構内や館内にあり、買い物袋や大きな荷物を預けてから散策すると身軽に歩けます。屋外は座れる場所が限られるので、休憩は館内のカフェを使うのが現実的です。
デート・子連れ別の楽しみ方と服装・防寒対策
デートなら「展望台→けやき坂」の順がおすすめ
森タワー52階の展望台「東京シティビュー」(有料)から東京の夜景を眺めたあと、地上に降りてけやき坂を歩くコースは定番の組み合わせです。展望台は入場料がかかりますが、地上のイルミは無料。有料席がある花火大会とは違い、無料エリアだけでも十分に楽しめるのがけやき坂の良さです。展望台の料金は日時で変わるので、事前に公式サイトで確認しておくと当日慌てずに済みます。
当日のタイムスケジュール例(平日夜のデートの場合)
| 時刻 | 行動 |
|---|---|
| 16:30 | 六本木駅に到着、クリスマスマーケットで軽食 |
| 17:00 | けやき坂の点灯を坂の上側で待つ |
| 17:15 | 薄暮のうちに東京タワーとの構図で撮影 |
| 18:00 | 毛利庭園・66プラザを散策 |
| 19:00 | 展望台または館内レストランで夕食 |
| 21:00 | 人が減った坂をもう一度歩き、麻布十番駅から帰宅 |
点灯の瞬間と、人が引いた21時台の両方を見られるのがこのプランの利点です。実際に歩いてみると、同じ坂でも時間帯によって光の見え方がかなり違うことに気づくでしょう。
子連れで行く場合の注意点
けやき坂は勾配のある坂道なので、ベビーカーで上り下りすると思ったより体力を使います。おすすめは、坂の上側から下へ一方向に歩き、毛利庭園や66プラザは館内のエレベーターを使って移動する方法です。人の多い週末の夜は子どもと手をつなぎ、はぐれたときの待ち合わせ場所を66プラザの巨大クモのオブジェ「ママン」の前などに決めておくと安心でしょう。
雨の日・寒い日の服装と持ち物

イルミネーションは小雨程度なら通常どおり点灯し、雨の日は路面に光が映り込んで晴れの日と違う表情を見せます。ただし強風や荒天時は運用が変わる可能性があるので、出かける前に六本木ヒルズの公式サイトで当日の情報を確認しておきましょう。
- タッチパネル対応の手袋:撮影のたびに手袋を外さずに済みます
- 貼るカイロ:12月の夜は気温が5度前後まで下がる日もあります
- モバイルバッテリー:寒さで電池の減りが早くなるため、夜景撮影の必需品
- 折りたたみ傘:坂道では両手がふさがりにくいコンパクトなものが便利
周辺観光とホテル選び

六本木から足を延ばすなら、徒歩圏の東京ミッドタウンや、麻布十番の商店街での食べ歩きが組み合わせやすい周辺観光ルートです。地方から訪れる場合は、六本木・赤坂エリアのホテルに泊まると、終電を気にせず22時の消灯ぎりぎりまで楽しめます。12月の週末は都心のホテルが埋まりやすいため、ホテル予約は1か月前を目安に済ませておくと選択肢が広がるでしょう。
お祭り・花火大会で持っていくと便利なアイテム
場所取りや待ち時間に役立つ定番アイテムを2つご紹介します。レジャーシートも折りたたみ椅子も種類が多くて選びにくいものですが、ここでは数ある製品の中から比較して「これは間違いない」と感じるものを掲載しています。雑誌や新聞にも掲載されているようですね。
1. コンパクトな防水レジャーシート
場所取りで草地や石畳に長時間座っていても下から湿気が来ないので、夜の花火大会や朝のお祭り待機で活躍します。折りたたむと小さくバッグに収まり、広げると大判で厚みもあり防水。軽くて持ち運びがラクなのも便利なポイントです。
2. 軽量な折りたたみ椅子
お祭りや花火大会の開始までの待ち時間は、座れる場所がないと体力的にしんどいもの。折りたたむとリュックに収まるサイズで軽量、座り心地もしっかりしているので、開演まで2〜3時間でも快適に待てます。一度使うと手放せないと評判のアイテムです。
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よくある質問
Q. けやき坂イルミネーション2026はいつからいつまでですか?
A. 2026年11月5日(木)から12月25日(金)までです。点灯時間は毎日17時から22時までとなっています。
Q. 入場料や予約は必要ですか?
A. どちらも不要です。けやき坂は屋外の通り沿いのイルミネーションなので、点灯時間内なら誰でも無料で見られます。
Q. 東京タワーと一緒に撮れる場所はどこですか?
A. 坂の中腹にあるエンポリオ アルマーニ付近と、坂の上側の六本木 蔦屋書店付近が定番の撮影スポットです。
Q. 混雑を避けるなら何時ごろが狙い目ですか?
A. 平日の17時台か21時台が比較的空いている時間帯です。12月の土日と23日〜25日の夜は特に混み合います。
Q. クリスマスマーケットはいつ開催されますか?
A. 2026年11月21日(土)から12月25日(金)まで、11時から21時まで大屋根プラザで開かれる予定です。
Q. 最寄り駅はどこですか?
A. 東京メトロ日比谷線の六本木駅が最も近く、1C出口からコンコースで直結しています。大江戸線の六本木駅からも徒歩約4分です。
Q. 六本木ヒルズのほかのイルミネーションも同じ時期に見られますか?
A. 66プラザ(11月13日〜12月27日)と毛利庭園(11月13日〜12月25日)でも点灯します。全エリアを一度に見るなら11月13日以降が狙い目です。
白と青に包まれる冬の六本木へ出かけよう
2026年のけやき坂イルミネーションは、約97万灯の「SNOW&BLUE」が11月5日から12月25日まで灯ります。東京タワーと並ぶ構図を狙うならエンポリオ アルマーニ付近と蔦屋書店付近、人混みを避けるなら平日の17時台か21時台がポイントです。11月21日からはクリスマスマーケットも始まるので、グリューワインで温まりながら坂を下り、麻布十番駅から帰るルートを組んでみてください。行く日を決めたら、手袋とカイロを用意して、冬の六本木の夜を満喫しましょう。



