2026年10月1日、筑波山のケーブルカーとロープウェイの運賃が31年ぶりに改定されました。ケーブルカーは大人片道930円・往復1,860円となり、これまでの往復割引はなくなっています。紅葉シーズンの筑波山へ行く人にとって、昨年の情報のまま予算を組むと交通費がずれる年です。
筑波山もみじまつりは、例年11月の1か月間、ケーブルカー宮脇駅の周辺から山頂の御幸ヶ原にかけて開かれる秋の恒例行事です。2025年(第21回)は11月1日(土)~30日(日)に開催され、夜のケーブルカー「オータム・ナイト・ライド」や竹あかりが人気を集めました。2026年(第22回)の詳細は10月6日時点で公式発表前のため、ここでは2025年の実績と2026年10月からの新運賃をもとに、計画の立て方をまとめています。
この記事でわかること:
- もみじまつりの例年の期間と、紅葉の見頃(山頂から色づく順番)
- 夜のケーブルカー・ロープウェイのライトアップ運行と注意点
- 新運賃(ケーブルカー往復1,860円)と、ルート別の予算の目安
- 市営駐車場・つつじヶ丘駐車場の台数と、満車を避ける到着時刻
- つくば駅からのシャトルバス、子連れ・シニア向けの回り方、持ち物と服装
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筑波山もみじまつり2026の期間・紅葉の見頃と夜のライトアップ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 2026年(第22回)の期間 | 10月6日時点で公式発表前(例年は11月1日~30日前後) |
| 2025年(第21回)の実績 | 2025年11月1日(土)~11月30日(日) |
| 主な会場 | ケーブルカー宮脇駅周辺・沿線、筑波山神社、門前通り、御幸ヶ原(山頂)、つつじヶ丘 |
| 主催 | つくば観光コンベンション協会ほか |
| 入場料 | まつり自体は無料(ケーブルカー・ロープウェイは別途運賃) |
筑波山は標高877mの山です。紅葉は11月初めに山頂付近から色づき始め、中腹の宮脇駅や筑波山神社のあたりへ少しずつ下りてきます。見頃と混雑のピークが重なるのは、例年11月中旬~下旬です。カエデのほか、ツタ、ナラ、ウツギ、ヤマウルシ、マユミ、ヌルデなど樹種が多く、赤・黄・橙が混ざり合う「錦」の紅葉になるのが筑波山らしさと言われています。
早めに行くなら山頂、遅めなら中腹
11月上旬は御幸ヶ原や女体山の周辺が見頃に近く、中腹はまだ緑が残る時期でしょう。11月下旬になると山頂は散り始め、今度は宮脇駅から筑波山神社にかけてが色づきのピークを迎えます。行く日によって「どこで紅葉を見るか」を変えると、外れが少なくなります。
夜の紅葉ライトアップとケーブルカー夜間運行
もみじまつりの目玉が、夜のケーブルカーです。2025年は「オータム・ナイト・ライド」として、期間中の土日祝と11月17日~21日の平日に17:00~20:00(20分間隔)で運行しました。宮脇駅の周辺と沿線のもみじがライトアップされ、暗い山中に赤い紅葉が浮かび上がります。
- 夜間運行は往復券のみ: 2025年は期間中の夜に片道券が販売されませんでした。「夜だけ片道で登って歩いて下りる」計画は組めない点に注意しましょう。
- ロープウェイの夜間運行: つつじヶ丘側のロープウェイでも、2025年は11月の土日祝に「サンセット&スターダストクルージング」として17:00~20:00に運行しました。関東平野の夜景が見下ろせます。
- 竹あかり: 2025年は10月12日~11月30日の17:00~20:00に、約300本の竹灯りが点灯しました。
2026年の夜間運行の日程や、新運賃が夜間にもそのまま適用されるかは、まだ発表されていません。夜を目的にする場合は、10月下旬に出る公式チラシで運行日を確認してから日程を決めるのが確実です。
撮影のベストポジションと時間帯
実際に撮影する人が多いのは、宮脇駅のホーム周辺と、ケーブルカーの車窓からの眺めです。車両は前方と後方の席から沿線の紅葉が見やすく、夜間は乗車列に早めに並ぶと良い位置を取りやすくなります。昼なら、筑波山神社の拝殿と紅葉を一緒に写す構図も定番です。山頂の御幸ヶ原では、晴れた朝に富士山や関東平野まで見渡せる日があります。
人の少ない穴場は平日の朝
筑波山は駐車場が埋まる時間が早く、週末の昼は登山道もケーブルカー乗り場も混み合います。穴場と言えるのは、平日の朝9時前後や、11月上旬の色づき始めの時期です。白雲橋コースなど登山道の途中で足を止めると、人の少ない場所で紅葉を眺められます。
新運賃で比べるケーブルカー・ロープウェイの予算

2026年10月1日からの新運賃で、ルートごとの交通費を整理しました。旧運賃のケーブルカー往復は1,070円だったため、往復だけで790円上がった計算になります。
| 乗り物 | 区間 | 大人 | 小児 |
|---|---|---|---|
| 筑波山ケーブルカー | 宮脇~筑波山頂 | 片道930円/往復1,860円 | 片道470円/往復940円 |
| 筑波山ロープウェイ | つつじヶ丘~女体山 | 片道930円/往復1,860円(報道ベース) | 片道400円/往復800円(報道ベース) |
ロープウェイの新運賃は鉄道系メディアの報道ベースのため、乗車前に公式サイトで確認してください。往復割引が廃止された結果、「ケーブルカーで登ってロープウェイで下りる」縦走ルートと往復ルートの差が小さくなりました。山頂の御幸ヶ原から女体山までは歩いて約15分です。体力に余裕があるなら、片道は乗り物、片道は登山道(約2時間)という組み合わせで、交通費を半分に抑えながら紅葉を長く楽しめます。
家族4人の予算の目安
大人2人・小学生2人がケーブルカーを往復した場合、運賃は1,860円×2+940円×2=5,600円です。駐車場(普通車500円)と昼食を加えると、1万円前後を見ておくと安心でしょう。
筑波山へのアクセス・駐車場と混雑回避
電車とシャトルバスで行く場合
- つくばエクスプレス: 秋葉原駅からつくば駅まで最速45分です。
- 筑波山シャトルバス: つくばセンター3番のりばから出発し、筑波山神社入口、つつじヶ丘の順に停まります。神社入口まではおよそ40分前後が目安で、紅葉シーズンの週末は渋滞で遅れることがあります。
- 夜間の臨時バス: 2025年は土日祝に、筑波山神社入口19:20発・つつじヶ丘19:10発のつくば駅行きが追加されました。夜のケーブルカーに乗るなら、帰りのバスの時刻を先に確認しておきましょう。
車で行く場合
常磐道・土浦北IC、北関東道・桜川筑西IC、圏央道・常総ICやつくば西スマートICから、いずれも約40分です。
| 駐車場 | 台数(普通車) | 料金(普通車) | 最寄り |
|---|---|---|---|
| 市営第1駐車場 | 210台 | 500円 | 筑波山神社・ケーブルカー宮脇駅 |
| 市営第3駐車場 | 138台 | 500円 | 筑波山神社 |
| 市営第4駐車場 | 97台 | 500円 | 筑波山神社 |
| つつじヶ丘駐車場 | 388台 | 500~700円(年により異なる) | ロープウェイつつじヶ丘駅 |
市営駐車場の営業時間は5:00~20:00で、予約はできません。つくば市観光推進課の発信では、大型連休の朝10時の時点で市営駐車場が9割、つつじヶ丘が8割埋まっていた例があります。紅葉シーズンの土日祝も同じように早く埋まると考えられるため、9時前の到着を目標にするのが安全です。
帰りの渋滞を避けるには
よくある失敗が、15時~16時台に山を下りて、麓の県道で長い渋滞に巻き込まれるケースです。夕方の帰り道が集中する時間を外すなら、14時前に下山するか、夜間運行を楽しんで19時以降に帰る方が流れはスムーズになります。2025年は11月23日がつくばマラソンと重なり、大規模な交通規制とシャトルバスの減便がありました。2026年もマラソン当日は避けるのが無難です。
当日のタイムスケジュール例
| 時刻 | 行動(車・ケーブルカー往復の場合) |
|---|---|
| 8:30 | 市営第1駐車場に到着 |
| 9:00 | 筑波山神社に参拝・拝殿前の紅葉を撮影 |
| 9:30 | ケーブルカーで山頂へ(約8分) |
| 10:00 | 御幸ヶ原から男体山・女体山を散策 |
| 12:00 | 山頂のお店で昼食 |
| 13:30 | ケーブルカーで下山・門前通りで食べ歩き |
| 14:30 | 渋滞が始まる前に帰路へ |
夜のケーブルカーが目的なら、15時頃に到着して日帰り温泉で時間を調整し、17時の運行開始に合わせて乗り場へ向かう流れもおすすめです。山上の売店は夜間に閉まっている店が多いため、軽食は麓で済ませておきましょう。トイレは山頂の御幸ヶ原やケーブルカーの駅周辺にありますが、週末は列ができやすいため、乗車前に麓で済ませておくと安心です。
山の寒さに備える服装と持ち物

筑波山の山頂は、麓より気温が5℃ほど低くなると言われています。11月の夜はさらに冷え込み、「昼の服装のまま夜のケーブルカーに乗って震えた」という声は毎年のように聞かれます。
- 防寒着: 薄手のダウンやフリースを1枚、手袋とネックウォーマーがあると夜でも快適です。
- 靴: 御幸ヶ原から女体山の道は岩場が続きます。ケーブルカーを使う場合でも、滑りにくいスニーカー以上を選びましょう。
- モバイルバッテリー: 夜景や紅葉の撮影を続けると、スマートフォンの電池は想像以上に早く減るでしょう。
- 現金: 小さな売店や駐車場では現金が必要になる場面があります。
雨天時の判断基準
小雨ならケーブルカーは通常運行ですが、強風時にはロープウェイが運休することがあります。雨の日は山頂の岩場が滑りやすく、霧で景色が見えない日も少なくありません。荒天で夜間運行やイベントが中止になる場合もあります。前日夜と当日朝に公式サイトで運行状況を確認し、雨が強い日は筑波山神社と門前通りの散策だけにとどめる判断も大切です。
お祭り・花火大会で持っていくと便利なアイテム
場所取りや待ち時間に役立つ定番アイテムを2つご紹介します。レジャーシートも折りたたみ椅子も種類が多くて選びにくいものですが、ここでは数ある製品の中から比較して「これは間違いない」と感じるものを掲載しています。雑誌や新聞にも掲載されているようですね。
1. コンパクトな防水レジャーシート
場所取りで草地や石畳に長時間座っていても下から湿気が来ないので、夜の花火大会や朝のお祭り待機で活躍します。折りたたむと小さくバッグに収まり、広げると大判で厚みもあり防水。軽くて持ち運びがラクなのも便利なポイントです。
2. 軽量な折りたたみ椅子
お祭りや花火大会の開始までの待ち時間は、座れる場所がないと体力的にしんどいもの。折りたたむとリュックに収まるサイズで軽量、座り心地もしっかりしているので、開演まで2〜3時間でも快適に待てます。一度使うと手放せないと評判のアイテムです。
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子連れ・シニアと楽しむ筑波山の回り方

子連れの場合
ケーブルカーは子どもに人気で、乗るだけでもちょっとした冒険になります。ベビーカーは山頂の岩場では使えないため、抱っこひもを用意しましょう。授乳やおむつ替えは、山上で探すより麓の施設で済ませておく方が確実です。山頂の御幸ヶ原は比較的平らで、子どもと歩くならこの周辺が中心になるでしょう。
シニアと一緒の場合
登山道は急な場所が多いため、往復ともケーブルカーかロープウェイを使う計画がおすすめです。筑波山神社から宮脇駅までも坂道が続くので、休憩を挟みながらゆっくり歩きましょう。
カップルの場合
夜のケーブルカーと竹あかりは、昼とはまったく違う雰囲気になります。筑波山は男体山と女体山の2つの峰を持つことから、古くから縁結びの山としても知られています。
筑波山の秋グルメと周辺観光・温泉宿泊
2025年のもみじまつりでは、各店舗で秋限定メニューが用意されました。つつじヶ丘レストハウスの「秋の味覚膳」(1,500円)、筑波山むらさきの「山いもきのこそば」(1,350円)、筑波山江戸屋の「さつまいもモンブランソフト」(800円)などです。2026年のメニューは店舗ごとに変わる可能性があります。
門前通りでは、筑波山名物の「ガマの油売り口上」にちなんだ土産物も並びます。現地で口上の実演に出会えることもあり、門前通りは食べ歩きと合わせて立ち寄りたい観光スポットです。ちなみに、山頂のガマ石前では毎年秋に「筑波山ガマまつり」が開かれ、2025年(第77回)は10月12日に神事と竹あかりの点灯式が行われました。
筑波山温泉に泊まるなら
夜のケーブルカーをゆっくり楽しむなら、山の中腹の筑波山温泉に泊まるのが便利です。筑波山江戸屋、筑波山ホテル青木屋、亀の井ホテル筑波山、筑波山京成ホテルなどの宿があり、日帰り入浴に対応する施設もあります。紅葉の土曜は早く埋まるため、旅行予約サイトで日程が決まり次第押さえておくと安心です。
筑波山もみじまつりのよくある質問
Q1. 筑波山もみじまつり2026はいつ開催されますか?
10月6日時点では公式発表前です。2025年は11月1日~30日、2024年は11月1日~12月1日に開催されており、2026年も11月中の開催が見込まれます。
Q2. 紅葉の見頃はいつですか?
例年、山頂付近が11月上旬、中腹が11月中旬~下旬に見頃を迎えます。混雑のピークも11月中旬~下旬です。
Q3. ケーブルカーの料金はいくらですか?
2026年10月1日から大人片道930円・往復1,860円、小児片道470円・往復940円です。往復割引は廃止されました。
Q4. 夜のライトアップはいつ見られますか?
2025年は期間中の土日祝と11月17日~21日の平日に、17:00~20:00でケーブルカーの夜間運行がありました。2026年の日程は公式発表を確認してください。
Q5. 駐車場は何時頃に満車になりますか?
週末の紅葉シーズンは午前中のうちに大半が埋まります。大型連休には朝10時で市営駐車場が9割埋まった例もあり、9時前の到着がおすすめです。
Q6. 電車だけで行けますか?
行けます。つくばエクスプレスのつくば駅から筑波山シャトルバスに乗り、筑波山神社入口で降りれば、ケーブルカー宮脇駅までは坂道を徒歩10分ほどです。
Q7. 山頂まで歩いて登るとどれくらいかかりますか?
筑波山神社から御幸ヶ原までの御幸ヶ原コースで、およそ1時間30分前後が目安です。体力や混雑で前後するため、日没の早い11月は午後の登り始めを避けましょう。
錦の筑波山へ、新しい運賃で計画を立てよう
筑波山もみじまつりは、例年11月の1か月間です。紅葉は山頂から中腹へと下りてくるため、11月上旬なら山頂、中旬~下旬なら宮脇駅や筑波山神社の周辺が見どころになります。
2026年はケーブルカーの運賃が往復1,860円に変わった最初の秋です。日程が決まったら、駐車場に9時前に着く計画か、つくば駅からのシャトルバスかを選び、夜まで楽しむなら防寒着と帰りのバスの時刻を用意しておきましょう。10月下旬に出る公式チラシで夜間運行の日程を確かめれば、計画は完成です。



