夕日が相模湾に沈むと、江の島の丘の上が少しずつ宝石箱のように光り始めます。「日本三大イルミネーション」に認定されている「湘南の宝石2026-2027」は、2026年12月1日(火)から2027年2月28日(日)まで開催予定。今回で27回目を迎える冬の恒例イベントです。
ただ、江の島は島の入口から会場まで坂と階段が続き、海風で体感温度も下がりやすい場所。「何時に着けばサンセットと点灯の両方を見られる?」「駐車場はどこが空いている?」といった疑問を、出かける前に解消しておきましょう。
- 2026-2027の期間・点灯時間・会場ごとの料金
- 駅別のアクセスと周辺駐車場の料金目安
- 光のトンネルとシャンデリアなど見どころ、撮影スポット
- 混雑する日と、サンセットから楽しむタイムスケジュール例
- 海風対策の服装と持ち物チェックリスト
- 子連れ・カップル別のポイントと、よくある失敗
湘南の宝石2026-2027の期間・点灯時間・料金
公式発表の基本情報を表にしました。点灯時間は1月16日を境に変わるので、訪問日に合わせて確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催期間 | 2026年12月1日(火)〜2027年2月28日(日) |
| 点灯時間(12/1〜1/15 平日) | 17:00〜20:00 |
| 点灯時間(土日祝・12/19〜12/30) | 17:00〜21:00 |
| 点灯時間(1/16以降) | 平日・土日祝とも17:30点灯 |
| 会場 | 江の島サムエル・コッキング苑、江の島島内各所、片瀬海岸エリア各所 |
| サムエル・コッキング苑 | 大人500円/小人250円(17:00以降有料) |
| 江の島シーキャンドル(展望灯台) | 大人800円/小人400円 |
有料エリアと無料で楽しめるエリアの違い
イルミネーションの中心となるサムエル・コッキング苑は、17:00以降が有料です。一方、江の島島内の各所や片瀬海岸エリアの装飾は無料で歩きながら見られます。予算を抑えたい人は無料エリアだけでも雰囲気を楽しめますが、メインの光のトンネルやシャンデリアは苑内にあるため、初めてなら有料エリアへの入場がおすすめ。シーキャンドルの展望フロアに上がると、イルミネーションと湘南の夜景を上から眺められます。
電車で行く場合のアクセス
最寄り駅は3つあります。いずれも駅から島の入口までは江の島弁天橋を渡って歩くルートです。
| 最寄り駅 | 島の入口までの目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 小田急線 片瀬江ノ島駅 | 徒歩約10分 | 新宿から直通。最も島に近い |
| 江ノ電 江ノ島駅 | 徒歩約15〜20分 | 鎌倉・藤沢方面から便利 |
| 湘南モノレール 湘南江の島駅 | 徒歩約15〜20分 | 大船駅から乗り換えなし |
島の入口からサムエル・コッキング苑までは、坂道と石段を上ってさらに15〜20分ほど。階段がつらい人は、有料の屋外エスカレーター「江の島エスカー」を使うと短時間で山頂側へ上がれます。
車で行く場合の駐車場
江の島周辺には複数の駐車場があります。料金は時期で変わる場合があるため、目安として参考にしてください。
| 駐車場名 | 台数 | 料金の目安 |
|---|---|---|
| 江の島なぎさ駐車場 | 327台 | 1時間400円 |
| 県営湘南港臨港道路付属駐車場 | 320台 | 1時間300円(最大1,500円) |
| 藤沢市観光協会 江の島駐車場 | 74台 | 1時間400円 |
12月の土日は、夕方にかけて江の島へ渡る道路が渋滞しやすくなります。駐車場の空き状況は日によって大きく変わるため、遅くとも15時台には到着しておくと安心でしょう。
光のトンネルとシャンデリアなど見どころ・撮影スポット
湘南の宝石エントランス(光のトンネル×シャンデリア)
入口で出迎えるのは、光のトンネルとシャンデリアを組み合わせた「湘南の宝石エントランス」。頭上できらめくシャンデリアは、江の島の冬を象徴する撮影スポットです。トンネルの出口側から入口方向を振り返るように撮ると、奥行きのある1枚になります。
グランドイルミネーションとシーキャンドル
苑内全体を彩るグランドイルミネーションは、展望灯台の江の島シーキャンドルを中心に広がります。地上から見上げる灯台と、展望フロアから見下ろす光の海。2つの視点で楽しめるのが、このイベントならではの魅力でしょう。
Seasonal Jewel LightsとMIRRORBOWLERの新作オブジェ
クリスマスとバレンタインの期間限定で「Seasonal Jewel Lights」の演出が加わります。さらに、ミラーボールを使ったアート作品で知られるMIRRORBOWLERによる新作オブジェも登場予定。期間限定の演出を狙うなら、12月下旬か2月上旬が狙い目になります。
湘南サンセットとの競演を撮るコツ
12月中旬の日の入りは16時半頃。晴れた日は、夕焼けの空に富士山のシルエットが浮かぶ景色も期待できます。点灯直後の空がまだ青く残る時間帯は、イルミネーションと空のグラデーションを一緒に写せる写真映えの瞬間です。海沿いは風が強く手ブレしやすいため、スマホを両手で持ち、脇を締めて撮るのがコツ。
混雑を避けるタイムスケジュール例と帰りのルート
混雑のピークは12月の土日祝と、12月19日〜12月30日の延長期間です。12月上旬や1月中旬以降の平日は比較的落ち着いて回れます。時間帯別の傾向は次の通り。
| 時間帯 | 混雑の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 15:00〜16:30 | やや少なめ | 島内散策・江島神社参拝の時間に充てられる |
| 16:30〜17:30 | 混雑 | サンセット狙いと点灯待ちが重なる |
| 17:30〜19:00 | 非常に混雑 | 苑内・シーキャンドルの入場が集中 |
| 19:00〜終了 | やや少なめ | 平日は20:00終了なので時間配分に注意 |
サンセットから楽しむスケジュール例(12月の土曜日)
- 14:30 片瀬江ノ島駅に到着、弁天橋を渡って島へ
- 15:00 江島神社に参拝しながら坂道を上る
- 16:00 早めの軽食。島内の店は夕方に閉まる店もあるので先に済ませる
- 16:30 展望エリアでサンセットを鑑賞
- 17:00 点灯。エントランスのシャンデリアから撮影開始
- 18:00 シーキャンドル展望フロアで夜景を楽しむ
- 19:00 下山して駅へ
帰りの混雑回避ルート
点灯終了の前後は、弁天橋から各駅へ向かう人の流れが一気に集中します。混雑を避けるなら、終了の1時間ほど前に下山を始めるのがコツです。小田急線の片瀬江ノ島駅は始発駅のため、1本見送れば座って帰れる可能性も高まります。江ノ電は車両が少なく混みやすいので、鎌倉方面へ帰る人は湘南モノレールで大船へ抜けるルートも選択肢に入れておきましょう。
海風対策の服装と持ち物チェックリスト

現地に行くと実感しますが、江の島の冬は海から吹く風で気温の数字以上に寒く感じやすいのが特徴です。標高のある苑内やシーキャンドルの展望フロアは、さらに冷え込みます。服装はダウンなど風を通しにくいアウターに、首元を覆う小物をプラス。坂と階段が多いので、ヒールより歩きやすいスニーカーを選んでください。
防風ネックウォーマー
マフラーは海風であおられやすく、撮影中にずれがち。首にすっぽりかぶるフリース素材のネックウォーマーなら、風の強い日でも首元の冷えを防げます。
貼るタイプの使い捨てカイロ
腰やお腹に貼るカイロを1枚貼っておくと、長時間の屋外でも体の芯が冷えにくくなります。手持ち用と合わせて2〜3枚あると心強いでしょう。
大容量モバイルバッテリー
寒い屋外ではスマホの電池が減りやすく、夜景撮影でさらに消耗します。10,000mAh以上のモバイルバッテリーがあれば、帰りの乗換検索まで安心です。
コンパクトな折りたたみ傘
海沿いは天気が変わりやすく、小雨が降ることもあります。混雑した坂道でも扱いやすい軽量の折りたたみ傘をバッグに入れておきましょう。
お出かけ先で持っていくと便利なアイテム
お出かけ先や待ち時間に役立つ定番アイテムを2つご紹介します。レジャーシートも折りたたみ椅子も種類が多くて選びにくいものですが、ここでは数ある製品の中から比較して「これは間違いない」と感じるものを掲載しています。雑誌や新聞にも掲載されているようですね。
1. コンパクトな防水レジャーシート
芝生広場やベンチが埋まっている待機スペースで座っていても下から湿気が来ないので、お出かけ先でのちょっとした休憩や行列待ちで活躍します。折りたたむと小さくバッグに収まり、広げると大判で厚みもあり防水。軽くて持ち運びがラクなのも便利なポイントです。
2. 軽量な折りたたみ椅子
お出かけ先での待ち時間は、座れる場所がないと体力的にしんどいもの。折りたたむとリュックに収まるサイズで軽量、座り心地もしっかりしているので、入場待ちや移動の合間でも快適に過ごせます。一度使うと手放せないと評判のアイテムです。
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子連れ・カップル別の楽しみ方と失敗しないための注意点

子連れ・ファミリーで行く場合
坂と階段が多い江の島では、ベビーカーより抱っこひもが動きやすい場面が多くなります。子連れなら、行きだけ江の島エスカーを使い、帰りは下り坂を歩くと体力の負担を抑えられます。苑内のトイレは点灯直後に列ができやすいため、明るいうちに場所を確認しておくと安心。小人料金はサムエル・コッキング苑250円、シーキャンドル400円です。
カップル・デートで行く場合
カップルには、サンセットから点灯までをセットで楽しむプランが人気です。夕日を見てからイルミネーションへ、という流れはデートの定番。混雑を避けたいなら、平日夜や1月中旬以降を狙うと、シャンデリアの下でも落ち着いて写真を撮れます。人の流れが少ない片瀬海岸側の装飾は、2人でゆっくり歩ける穴場です。
よくある失敗と注意点
- 坂道を甘く見る:島の入口から苑まで15〜20分の上り。ヒールの靴で後悔する人が目立ちます
- 夕食の店が閉まっている:島内の飲食店は夕方に閉まる店もあり、点灯後に食事場所を探して困るケースがあります
- 平日の終了時間を見落とす:12/1〜1/15の平日は20:00終了。遅く着くと見る時間が足りません
- 海風で想像以上に冷える:陸の街中と同じ服装だと、30分ほどで寒さに耐えられなくなりがちです
雨天時の判断と中止情報の確認方法
小雨程度なら点灯されることが多いものの、強風や荒天の日は点灯時間の変更や中止の可能性もあります。出発前に、江の島シーキャンドルの公式サイトとSNSで当日のお知らせを確認しておきましょう。
周辺観光スポットと名物グルメ・宿泊
昼から訪れるなら、江島神社の参拝や、島の奥にある岩屋の見学も組み込めます。江の島の名物グルメといえばしらす丼。島内や片瀬海岸周辺の店で、夕方の早い時間に済ませておくのがおすすめです。遠方から来る場合は、片瀬海岸や藤沢駅周辺のホテルに宿泊すると、終了間際までゆっくり楽しめます。
湘南の宝石2026-2027のよくある質問

Q. 所要時間はどれくらいですか?
A. サムエル・コッキング苑とシーキャンドルを回るなら1〜2時間が目安です。島の入口からの移動やサンセット鑑賞も含めると、3時間ほど見ておくと余裕を持てます。
Q. 無料でも楽しめますか?
A. 江の島島内の各所や片瀬海岸エリアの装飾は無料で見られます。ただしメインの光のトンネルとシャンデリアは、17:00以降有料のサムエル・コッキング苑内に設置される予定です。
Q. 点灯は何時からですか?
A. 12月1日〜1月15日は17:00、1月16日以降は17:30の点灯です。終了は12/1〜1/15の平日が20:00、土日祝と12/19〜12/30が21:00となっています。
Q. 一番空いているのはいつですか?
A. 12月上旬の平日と、1月中旬以降の平日が比較的空いています。12月19日〜30日の延長期間と土日祝は混雑するため、時間に余裕を持って出かけてください。
Q. エスカーは使ったほうがいいですか?
A. 子連れや階段が苦手な人には便利です。上りだけ利用して帰りは歩いて下る使い方なら、体力を温存しながら島内の景色も楽しめます。
Q. 雨の日は中止になりますか?
A. 小雨なら点灯されることが多いものの、荒天時は変更の可能性があります。当日は公式サイトとSNSのお知らせを確認するのが確実です。
サンセットから光の宝石まで、冬の江の島を味わい尽くそう
湘南の宝石2026-2027は、12月1日から2月28日までの約3か月間。夕日と富士山、そして点灯の瞬間を一度に楽しむなら、16時頃までに島へ渡るのが理想です。混雑を避けたい人は12月上旬や1月中旬以降の平日、期間限定の演出を見たい人はクリスマスやバレンタインの時期を選んでみてください。行く日が決まったら、防寒の準備と帰りのルートを確認して、冬の江の島へ出かけましょう。



