上野公園の入口に木の小屋が並び、ホットドリンクの湯気とソーセージの香りが漂う季節が今年もやってきました。「東京クリスマスアドベント Sponsored by au PAY」は、2026年11月6日(金)から12月25日(金)まで、上野恩賜公園で開かれる入場無料のクリスマスイベントです。開催2年目の今年は11月18日(水)から不忍池エリアにも会場が広がり、規模は昨年を大きく上回ります。
一方で、会場が2か所に分かれたぶん「どちらに何があるのか」「何時に行けばいいのか」が少しわかりにくくなりました。
この記事でわかること
- 袴腰広場と不忍池エリア、2つの会場の期間・営業時間の違い
- 100体以上のサンタが集まる「Festa de Santa」と大型イルミネーションの見どころ
- 有料のサーカス「AURA」とクリスマスライブの料金・日程
- 空いている曜日・時間帯と、2会場を回るモデルスケジュール
- アクセス、トイレ、雨の日の判断、子連れ・カップル別の楽しみ方
東京クリスマスアドベント2026の期間・営業時間・入場料
まず押さえておきたいのは、2つの会場で始まる日と閉まる時刻が違う点です。
| 項目 | 袴腰(はかまごし)広場 | 不忍池エリア |
|---|---|---|
| 期間 | 11月6日(金)〜12月25日(金) | 11月18日(水)〜12月25日(金) |
| 営業時間 | 12:00〜23:00(L.O. 22:30) | 月〜木 15:00〜22:00/金土日祝 12:00〜22:00(L.O. 21:30) |
| 初日の時間 | 11月6日は18:00〜20:00に点灯式 | 11月18日は17:00〜22:00 |
| 入場料 | 無料(飲食・物販・サーカス等は別料金) | |
| 主催 | 上野観光連盟 | |
実際に現地で戸惑いやすいのが平日の開場時刻で、不忍池エリアが開くのは15時です。昼過ぎに着いて「まだ準備中だった」という声は、会場が分かれた今年ならではの失敗になりやすいでしょう。逆に袴腰広場は23時まで開いているので、仕事帰りの遅い時間でも立ち寄れます。
入場は無料で、観覧エリアに有料席・無料席の区分はありません。お金がかかるのは飲食やグッズ、それに後で紹介するサーカスとライブだけです。
2026年の見どころ「Five Senses Christmas」と2会場の違い
今年のテーマは「Five Senses Christmas」。光と音、芸術、香り、味を合わせて、五感でクリスマスを楽しむ構成になっています。
袴腰広場:グルメとマーケットの中心
京成上野駅のすぐ上にある袴腰広場は、マーケット小屋(ヒュッテ)が並ぶにぎやかなエリアです。会場全体で30店舗を超えるヒュッテが出店し、今年はKITKATのカフェが初出店。ドイツの「ぐるぐるソーセージ」や、上野らしい「さんちゃん焼き」など、歩きながら食べられるメニューがそろい、屋台めぐりのような気分で歩けるでしょう。オーストリア製のスノードームやドイツ製のクレイキャンドルホルダーといった雑貨も並ぶので、プレゼント探しにも向いています。
不忍池エリア:100体以上のサンタと大型イルミネーション
新しく加わった不忍池エリアの主役は、世界各国のサンタクロース100体以上が集まる「Festa de Santa」です。光の馬車、気球、列車をかたどった大型のイルミネーションが池のほとりに並び、日が暮れると水面に光が映り込みます。アーティスト鳥越一輝さんによる全長約90mの壁画も見逃せません。
さらに今年は、アニメ『パンダコパンダ』の55周年を記念したコラボ展示があり、11月18日からはキャラクターが不定期でグリーティングに登場する予定です。
会場限定マグカップ
ホットドリンクは会場オリジナルのマグカップで提供されます。袴腰エリア限定、不忍池エリア限定、パンダコパンダコラボのほか、雨の日限定・雪の日限定のデザインも用意される予定です。天気の悪い日にしか手に入らない柄があるのは、このイベントの面白いところ。売り切れると紙コップでの提供になるため、欲しいデザインがある人は早めの時間に行くと安心です。
有料プログラム:サーカス「AURA」とクリスマスライブ
| プログラム | 期間 | 料金・形式 |
|---|---|---|
| 屋外クリスマスサーカス「AURA」 | 11月27日(金)〜12月24日(木)※月・火は休演 | 前売3,500円/当日4,000円/中学生以下1,000円 |
| WISH THE CHRISTMAS LIVE | 12月6日(日)〜12月25日(金) | 不忍池水上音楽堂・有料チケット制 |
| 会場内のステージ演奏 | 開催日による | 無料 |
サーカス「AURA」は1日2回、18時台と20時台に公演があります。開演時刻は案内によって表記が異なるため、チケット購入時に公式サイトで確認してください。屋外公演なので、座って観る時間はかなり冷えます。当日券は前売より500円高く、週末は売り切れることもあるので、日程が決まったら前売で押さえておくのが無難です。
混雑を避ける時間帯と2会場を回るモデルスケジュール
入場無料のイベントは、夕方以降と週末に人が集中します。目安をまとめると次のとおりです。
| 時間帯 | 混雑の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 平日 15:00〜16:30 | 比較的すいている | 不忍池エリアの開場直後。明るいうちに壁画とサンタを見られる |
| 平日 17:00〜19:00 | やや混む | 11月下旬の日没は16時半ごろ。点灯後で写真が撮りやすい |
| 土日祝 17:00〜20:00 | 最も混む | ヒュッテに行列。飲食は分担して並ぶと効率的 |
| 12月20日〜25日 | 期間中のピーク | サーカス・ライブの来場者も重なる |
| 袴腰広場 21:00以降 | 落ち着く | 不忍池エリアの閉場後。マーケットだけ楽しむなら狙い目 |
タイムスケジュール例1:平日夕方に2会場を回る
- 15:30 京成上野駅または湯島駅から不忍池エリアへ。明るいうちに壁画とサンタを見て回る
- 16:30 日没。池のほとりで点灯を待つ
- 17:00 光の馬車・気球の前で写真撮影
- 18:00 徒歩5分ほどで袴腰広場へ移動し、ヒュッテで夕食
- 19:30 上野駅から帰路へ
タイムスケジュール例2:週末にサーカスまで楽しむ
- 13:00 上野公園の美術館や博物館を見学
- 16:00 不忍池エリアで軽食とホットドリンク
- 17:00 点灯後のイルミネーションを撮影
- 18:00 サーカス「AURA」の会場へ。1回目の公演を観覧
- 19:30 袴腰広場でマグカップを購入して帰路へ
人混みを避けられる穴場の時間帯と帰りのルート
不忍池エリアは池のほとりに沿って展示が広がるため、入口付近より奥へ進んだ場所のほうが人の流れが緩やかになりやすく、写真を撮るなら穴場になるでしょう。
20時前後はJR上野駅の不忍口・公園口がいちばん混雑する時間帯です。京成線やJR以外を使える人は、京成上野駅(袴腰広場から徒歩約1分)、東京メトロ千代田線 湯島駅(不忍池の南側)、銀座線 上野広小路駅に分散すると、改札前の行列を避けられます。
アクセス・駐車場とトイレ・コインロッカー
電車で行く場合
- 京成上野駅:袴腰広場まで徒歩約1分
- JR上野駅:不忍口から徒歩約3分
- 東京メトロ銀座線・日比谷線 上野駅:徒歩約3分
- 東京メトロ千代田線 湯島駅:不忍池エリアの南側まで徒歩数分
車で行く場合
会場への車両の乗り入れと駐輪は禁止されています。上野公園の周辺には公共・民間の時間貸し駐車場がありますが、週末の夕方は満車になりやすく、中央通りも渋滞しがちです。料金は駐車場ごとに異なるため現地の表示を確認し、できる限り電車で向かうのがおすすめです。
トイレ・授乳室・コインロッカー
上野公園内には複数の公衆トイレがあり、袴腰広場から不忍池にかけての園路沿いでも見つけられます。混雑する時間帯は列ができるため、駅や商業施設で先に済ませておくと安心です。コインロッカーはJR上野駅・京成上野駅の構内にあり、大きな荷物は預けてから会場へ向かいましょう。授乳やおむつ替えは、駅周辺の商業施設の授乳室を使うのが確実です。
撮影スポットとベストポジション:写真をきれいに撮るコツ
- 点灯直後の20分を狙う:空にまだ青みが残る時間は、光と空のバランスがよく写ります。
- 光の馬車や気球は少し低い位置から:しゃがんで見上げると、背景の人が入りにくくなるはずです。
- 不忍池の水面を入れる:池側から会場を振り返ると、イルミネーションが水に映る1枚が撮れます。
- 壁画は明るいうちに:約90mの壁画は、夜より日中のほうが色がはっきり出るでしょう。
- 三脚の使用は控える:通路が混む時間帯は、ほかの来場者の通行を妨げないよう手持ちで撮りましょう。
夜の公園で冷えないための服装と持ち物チェックリスト

12月の東京の夜は気温が5℃前後まで下がる日もあり、池のそばは風が通るぶん体感はさらに低くなります。屋外で飲食し、サーカスまで観るなら2〜3時間は外で過ごす計算です。
貼るカイロ
背中と腰に貼る貼るカイロは、ベンチに座る時間が長いサーカス観覧で特に役立ちます。
ネックウォーマーと手袋
マグカップを持つ手、首元が冷えやすいポイントです。スマートフォンを操作するなら、タッチパネル対応の手袋が便利です。
モバイルバッテリー
寒さでスマートフォンの電池は減りやすくなります。キャッシュレス決済や写真撮影で使う機会が多いので、小型のモバイルバッテリーがあると安心です。
折りたたみ傘とエコバッグ
雨の日も開催されるので折りたたみ傘は必須。マグカップや雑貨を買ったら、割れないようエコバッグとハンカチで包んで持ち帰りましょう。
お出かけ先で持っていくと便利なアイテム
お出かけ先や待ち時間に役立つ定番アイテムを2つご紹介します。レジャーシートも折りたたみ椅子も種類が多くて選びにくいものですが、ここでは数ある製品の中から比較して「これは間違いない」と感じるものを掲載しています。雑誌や新聞にも掲載されているようですね。
1. コンパクトな防水レジャーシート
芝生広場やベンチが埋まっている待機スペースで座っていても下から湿気が来ないので、お出かけ先でのちょっとした休憩や行列待ちで活躍します。折りたたむと小さくバッグに収まり、広げると大判で厚みもあり防水。軽くて持ち運びがラクなのも便利なポイントです。
2. 軽量な折りたたみ椅子
お出かけ先での待ち時間は、座れる場所がないと体力的にしんどいもの。折りたたむとリュックに収まるサイズで軽量、座り心地もしっかりしているので、入場待ちや移動の合間でも快適に過ごせます。一度使うと手放せないと評判のアイテムです。
※ Amazonへのリンクが含まれます。
雨の日の判断と、子連れ・カップル別の楽しみ方

雨の日・荒天時
イベントは雨天でも開催されますが、荒天の場合は中止になる可能性があります。台風並みの強風や雷の予報が出ている日は、出かける前に公式サイトとSNSでお知らせを確認しましょう。小雨の日は来場者が減るうえ、雨の日限定マグカップも手に入るので、むしろ狙い目になる日もあります。
子連れの場合
ベビーカーは通行できますが、週末の夕方はヒュッテの前が人であふれがちです。不忍池エリアが開く平日15時台や、土日の12時〜15時ごろの明るい時間に行くと、サンタや気球をゆっくり見せてあげられます。パンダコパンダのグリーティングは不定期なので、会えたらラッキーくらいの気持ちで回るのがよいでしょう。
カップルの場合
点灯後の不忍池エリアで写真を撮り、袴腰広場でホットドリンクを片手にマーケットを回る流れが定番です。22時に不忍池エリアが閉まった後も袴腰広場は23時まで開いているので、食事の後に立ち寄るのもおすすめです。
周辺観光と宿泊:上野で1日過ごすなら
周辺観光スポットとして、上野公園には国立西洋美術館や東京国立博物館などが集まり、昼から楽しむ材料には事欠きません。金曜・土曜に夜間開館を行う館もあるので、展示を見てからイベントに向かう組み合わせができます。食事ならアメ横や上野広小路周辺の飲食店も選択肢。遠方から来る場合は、上野駅周辺のビジネスホテルに宿泊すると、閉場間際の23時まで袴腰広場を楽しんでから歩いて戻れます。12月の週末は早めに埋まるため、日程が決まったらホテル予約を先に済ませておくと慌てずに済むでしょう。
よくある質問

Q. 東京クリスマスアドベント2026はいつからいつまでですか?
A. 袴腰広場は2026年11月6日(金)から、不忍池エリアは11月18日(水)から始まり、どちらも12月25日(金)までです。
Q. 入場料はかかりますか?
A. 入場は無料です。飲食やグッズ、サーカス「AURA」、クリスマスライブには別途料金がかかります。
Q. 不忍池エリアは何時から開いていますか?
A. 月〜木は15:00〜22:00、金土日祝は12:00〜22:00です。初日の11月18日は17:00から開きます。
Q. 雨の日も開催されますか?
A. 雨天でも開催されます。荒天時は中止になる場合があるため、当日のお知らせを確認してください。
Q. サーカスのチケットはいくらですか?
A. 前売3,500円、当日4,000円、中学生以下1,000円です。公演は11月27日〜12月24日で、月曜・火曜はお休みになります。
Q. 最寄り駅はどこですか?
A. 袴腰広場は京成上野駅から徒歩約1分、JR上野駅から徒歩約3分です。不忍池エリアは湯島駅からも歩けます。
Q. 空いている時間帯はいつですか?
A. 平日の15時〜16時半ごろと、袴腰広場の21時以降が比較的落ち着いています。12月20日以降の週末は最も混み合うと考えておきましょう。
上野の森で、ひと足早いクリスマスを楽しむために
東京クリスマスアドベント2026は、袴腰広場のマーケットと不忍池エリアの大型イルミネーションという、性格の違う2つの会場を一度に楽しめるイベントです。平日なら15時台、週末なら点灯前の明るい時間に着くと、混雑を避けながら両方を回れます。サーカスを観る予定がある人は前売チケットを早めに確保し、貼るカイロと折りたたみ傘をかばんに入れて出かけましょう。


